「お祝いはありがたいけど、内祝いを選んだり贈るのが正直めんどくさい、、、」
このように思われる方はいらっしゃると思います。
そこで今回は、結婚や出産のお祝いをいただいたものの、新生活で忙しい時期に内祝いを贈るのが負担に感じている方へ、その負担が軽くなる方法をご紹介します。
結婚祝いや出産祝いの内祝いがめんどくさいと感じてしまう理由
内祝いがめんどくさいと関してしまう理由には、以下のとおり大きく分けて2つあると考えます。
①半返しするために内祝いを選んで贈るのがストレスになるから
一般的に内祝いは、受け取ったお祝いの半額相当のものを贈るとされています。
そのため、現金以外のお祝いを受け取った場合は、そのお祝いの金額を調べて半額程度のお返しを用意することになります。
また、遠方であるなどで会えない場合には相手の住所を確認して手配する必要があります。
お祝いを受け取る時期は新生活が始まって忙しい時期でもあるので、半返しするために内祝いを選んで贈るのが負担でストレスになり、内祝いはめんどくさいと感じてしまう方も多いのではないでしょうか。
②お祝い返しは無駄でばかばかしいと感じてしまい、お返し文化が嫌いだから
お祝いを受け取っても半額をお返しするのであれば、初めから半額相当のお祝いでいいという意見の方もいます。
このような方は、わざわざ内祝いとしてお祝い返しをするのが無駄でばかばかしいと感じ、お返し文化が嫌いなので内祝いがめんどくさいと感じてしまうのではないでしょうか。
内祝いを贈る理由は何ですか?
内祝いは本来、「身内のお祝い」という意味です。自分の家でおめでたいことがあったときに、親戚や近所の人などお世話になった人に贈り物をして、その喜びを分かち合うというもの。
このように、本来は「内祝い」=「お返し」ではなかったものが、現代では「お返し」の意味で内祝いを贈るケースがほとんどです。
そのため、こちらの記事では「内祝い」=「お返し」という意味で記載しています。
内祝いを贈るのをやめたい!内祝いはしないといけないのですか?
現代において、結婚祝いや出産祝いをいただいた場合には内祝いとしてお返しするのが一般的とされています。
今後も相手との関係を続けていきたいのであれば、お祝いを受け取った際には内祝いを贈った方が良いでしょう。
内祝いをしない割合は?
約91%の人が結婚祝いをいただいた人に対して、お返しをしていました。
「お祝い返しはしていない」と答えた人は219人で、1割程度にとどまった。
このように、90%以上の人が結婚祝いや出産祝いのお返しとして内祝いを贈っていることがわかります。
結婚祝いや出産祝いの内祝いがめんどくさい時の対処法
①お祝いをいただいた全員に同じものを内祝いとして贈る
お祝いをいただいた全員に同じものを贈るようにすれば、それぞれに内祝いを選ぶ手間が省けます。
私がおすすめするのはカタログギフトです。
カタログギフトであれば、相手の好みを考える必要がないため、全員に同じものを贈ることができます。
↓カタログギフトはこちらのサイトがおすすめです。
シーンと予算を選ぶと簡単にカタログギフトを検索することができます。
また、「メール、SNSで贈る」か「カードで贈る」を選ぶことができます。
↓カタログギフトを選ぶのもめんどくさいと感じてしまう方にはこちらもおすすめです。
食品・雑貨・日用品など種類も豊富で、のし・包装・メッセージカードをつけることができます。
また、冊子タイプとカードタイプが選べて、14のコース(金額)があります。
②お祝いをお断りする
内祝いを贈るのがめんどくさいと感じてしまうのであれば、お祝いをいただかないようにお断りするという方法もあります。
その場合、お祝いの気持ちに感謝しつつ「お返しの準備が難しいので」などと伝えるのが良いでしょう。
ただし、特に目上の方などへはお祝いを辞退することが失礼にあたってしまう場合もありますので注意が必要です。
③お互いに内祝いは贈らないようにすると決めておく
友人など親しい間柄であれば、前もってお互いに内祝いなどのお返しはしない提案をするという方法もあります。
この提案は、自分自身がお祝いをいただく時ではなく、相手にお祝いを贈る際に提案するのが良いでしょう。
お返しは不要と言われたらどうしたらいいですか?
両親や近しい親戚からお返しは不要と言われた場合は、素直に受け止めて良いでしょう。
ただし、しっかりと感謝の気持ちを伝えることは大切です。また、次に会うタイミングで手土産などを持参すれば喜んでもらえるでしょう。
友人にお返しは不要と言われた場合は、関係性にもよりますが素直に受け止めても良いと思います。
ただし、お祝いを贈った際にお返しをもらった相手なのであれば、こちらもお返しをした方が良いでしょう。
職場の方からお返しは不要と言われた場合には、その職場のルール・慣習や相手との関係によって異なるため注意が必要です。
いずれにしても、きちんと感謝の気持ちを伝えることが大切です。
内祝いはすぐに贈るのは失礼ですか?
お祝いをいただいた後すぐに内祝いを贈ると、「適当に選んだ」「お祝いをもらうのを待っていた」という印象を与えてしまう可能性があります。
そのため、お祝いをいただいてから1週間~1か月以内を目安に贈るのが良いでしょう。
のしなしで贈るのは失礼ですか?
結婚祝いや出産祝いなどのお祝いをいただいたときに内祝いを贈る際は、のし紙をかけるのがしきたりです。表書きによって、内祝いであること、誰からの贈り物かを伝えるためです。
贈る相手と品物によっては、のし紙をかけなくても問題ありません。気の置けない友達に少額の内祝いを贈る場合や、贈り物のサイズが小さくのしを掛けられない場合などです。リボンをかけてカジュアルにラッピングしたり、のし紙を簡略化した短冊を使用したりするケースもあります。
このように、熨斗(のし)をかけずに贈っても良いかどうかは時と場合によりますので、迷ったら熨斗はかけておくのが無難でしょう。
結婚祝いや出産祝いの内祝いがめんどくさい!対処法をご紹介のまとめ
- 結婚祝いや出産祝いの内祝いがめんどくさいと感じてしまう理由は、半返しするために内祝いを選んで贈るのがストレスになるからということと、お祝い返しは無駄でばかばかしいと感じてしまい、お返し文化が嫌いだからということがある。
- 本来は「内祝い」=「お返し」ではなかったものの、現代では「お返し」の意味で内祝いを贈ることがほとんどである。
- 今後も相手との関係を続けていきたいのであれば、お祝いを受け取った際には内祝いを贈った方が良い。
- 90%以上の人が結婚祝いや出産祝いのお返しとして内祝いを贈っている。
- 結婚祝いや出産祝いの内祝いがめんどくさい時の対処法には、お祝いをいただいた全員に同じものを内祝いとして贈る、お祝いをお断りする、お互いに内祝いは贈らないようにすると決めておくという方法がある。
- お返しは不要と言われたら相手によって対応はことなるが、いずれにしてもしっかりと感謝の気持ちを表すことが大切である。
- お祝いをいただいてから1週間~1か月以内を目安に贈るのが良い。
- 熨斗(のし)をかけずに贈っても良いかどうかは時と場合によるので、迷ったら熨斗はかけておくのが無難。
以上、皆さまのお役に立てれば幸いです。